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不快指数/BME280

温湿度・気圧センサー(BME280)を新調したので湿度の信頼できるデータが取得できるようになりました。ということで、折角なので『不快指数』も算出してみました。『暑さ指数』もどうかなと思いましたが、こちらは風などの影響も考慮すべきとの記事もあり保留です。

ちなみに、今の2階は「不快」です😁


不快指数を求める

不快指数を求める関数は SparkFunBME280 ライブラリには存在しないため、定義から求めます。

乾球温度 Td (°C), 湿度 H (%) とすると不快指数 DI は、DI=0.81Td+0.01H(0.99Td−14.3)+46.3

と求められるので、これを計算して値を得ます。

double temp = sensor.readTempC();
double humi = sensor.readFloatHumidity();
double di = 0.81 * temp + 0.01 * humi * (0.99 * temp - 14.3) + 46.3;

Serial.print("Discomfort index: ");
Serial.println(di, 1);

https://qiita.com/nanase/items/f34e03c29410add9c4d0

不快指数体感
〜50寒くてたまらない
50〜55寒い
55〜60肌寒い
60〜65何も感じない
65〜70快適
70〜75不快感を持つ人が出始める
75〜80半数以上が不快に感じる
80〜85全員が不快に感じる
85〜暑くてたまらない
wikipediaより

暑さ指数は、設備の用意がいるため早見表に温湿度データを当てた方が簡単かな。。。

暑さ指数(WBGT)=湿度の効果7:輻射熱の効果2:温度の効果1 

※WBGTの算出方法

・屋外:WBGT(℃)=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
・屋内:WBGT(℃)=0.7×湿球温度+0.3×黒球温度

  • 湿球温度(水で湿らせたガーゼを温度計の球部に巻いて観測した温度)
  • 黒球温度(黒色に塗装された薄い銅板の球の中心に温度計をいれて観測した温度)
  • 乾球温度(通常の温度計で気温を観測した温度)

気候変動関連死/クローズアップ現代/NHK総合

日本は周りを海で囲まれているので大陸のような猛暑・熱波(あるいは、その逆)に見舞われることはなかったが、今年は去年の暑さを遥かに上回っている。それは、チベット高気圧の勢力圏にあることが主因ではあるが、気圧配置、気団の関係から台風の進路もいつもと異なり、黄海、九州四国沖の海面水温が高いままということも直接的な原因である。

さて、

今、NHK総合で気候と健康の関係をクローズアップ現代で取り上げている。糖尿病も上がっているがコメントはなかったように思う。


「糖尿病」「暑さで悪化」のキーワードでネット検索したらgoogleのAIが出してきた結果が次の通り。この範囲での心当たりは「運動不足」「水分補給」の2点。こまめな水分補給をなかなかしてくれてないように思うが、以前よりはいいのだろうか・・・

糖尿病の人は、暑さによって高血糖や低血糖のリスクが高まり、熱中症や脱水症になりやすいと言われています。これは、次のような理由が考えられます。

  • 血管や神経に障害が起こりやすくなるため、汗をかきにくくなり、体を効率的に冷やすことができない。
  • 高血糖になると尿に糖分や水分が出やすくなるため、脱水症を引き起こしやすくなる。
  • 夏は食欲の減退から食生活が乱れやすくなり、炭水化物ばかりのメニューに偏りがちになる。
  • 日差しの強さや気温の高さによって運動不足になりやすく、体内のブドウ糖の消費が滞ってしまう

糖尿病患者が夏に注意するべきこととしては、次のようなものがあります。

  • インスリンやセンサーを高温や直射日光から守る。
  • 涼しい時間帯に運動する習慣をつける。
  • 糖分が多い飲料を控える。
  • 無糖の飲み物や水を適量摂取して、頻繁に水分補給をする

緑地化などで気温を下げようと取り組んでいる国もあると。

東京杉並区では気候区民会議(気候市民会議)を行っていると。日本では18の地域が立ち上げているとのこと。

個人でできる気候変動対策は次のとおりだと(⇒ 気候変動に対して 私たちができる5つのこと/www.nhk.or.jp )

・正しい情報を集める

・声を上げると世界が変わる

・生活を見直す

・地域の気候変動対策に参加する

緑地化、水撒きなどで家の周囲の気温を下げようとしてきたよ。効果はあった♪😃 まわりでは見かけたことはないけれど。エアコンがあるからいいやと思ってるのかもね。

忍び寄る“気候変動関連死” 私たちの命のリスクは?/www.nhk.or.jp

ラズベリーパイを屋外設置/準備

温湿度のセンサーを屋外設置するにあたり、ラズベリーパイも屋外に設置することにする。電源はPoEで供給する。4年前にPoE対応のHUBを購入しているのでインジェクターの必要はない。写真のスプリッターも4年前に購入済みである。ただ、ポートが足りなくなるといけないので新たに5ポートのスイッチングHUBを購入することにした(8ポートでも良いのだが、そこまで必要ないので)。

PoEスプリッター

まず、ラズベリーパイ本体を入れる防水ケースである。これは同様のことをされてる方の記事を参考にして未来工業のものを入手することにした。ここで使用するラズベリーパイは RPi Zero 2W(H) を予定しているので小型のもので良い。

次に、屋内に設置されているHUBからのLANケーブルを屋外に引き出す薄型フラットLANケーブル。同様のものはテレビのアンテナケーブルにもある。現在はUSBケーブルのフラットなものを使って河川監視カメラを接続している。

さて、

これで準備は整った😃


防水ケース
窓越し用の薄型フラットLANケーブル
スイッチングHUB

参考.

Raspberry Piを屋外でも使用出来るように防水処置/craft-gogo.com

エアコンの風と温度計測

藤田製作所のワッチロガーだとリアルタイムに温湿度のデータを取得することが難しいことからBME280で測定することにした。1階の居間のデータを2日間取得できたのでワッチロガーのデータと比較してみる。

まず、BME280で湿度の有効なデータが取得できている。温度と湿度は逆相関の関係にあるのがよく分かる。以前はワッチロガーでも取得できていた。

次に、1階居間全体での室温はワッチロガーのデータ WL(1F:居間) ほど低くはない。これは今年入れ替えをしたエアコンの性能を確認するために直接風の当たるところに置いている局所的なものであるからである。室温(1F:居間)のデータはエアコンの真下、テレビの前に置いているBME280で取得している。それ以外はよく整合している。置き換えても問題ないであろう。

外気温、湿度について、1階の表に設置しているワッチロガーの気温は、最高はまぁ良いにしても、2階の室内に設置しているBME280では熱がこもった室温を測ることになるので下降の側がうまくない。最低気温は大きな差がある。2階の室内のBME280では置き換えできない。やはり屋外に設置することを考えないといけないだろう。

ちなみに、1階の湿度のデータには、おばあちゃんが炊事でガスを使って湿度が上がっていることが記録されている。。。データは裏切らない😁

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